教材名
対象 |
・小学部児童 ・知的障害を伴う自閉症のある児童 ・抽象的なイメージを持ちにくい児童 ・汚い、きれいのイメージが持てている児童 ・視覚的な情報を用いて行動に移すことができる児童 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 |
ねらい |
・手には,目に見えない汚れがついていることを知る。 ・手が汚れていると,体調不良につながることを知る。 ・石けんを使って手を洗うことができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・手順を前もって動画や実演で見せ,見通しが持てるようにする。 ・児童のヨードアレルギーの有無を確認し,アレルギーのある場合は使用できないので注意が必要。 |
期待される効果及び成果 |
・でんぷんのりの色の変化に気が付き,顔をしかめたり,「汚いね。」と教師に伝えたりすることができた。 ・普段の手洗いは水で流して終わりだった児童が,「石けんつけないといけないね。」と言いながら,石けんをつけて教師と一緒に手洗いの手順を確認することができた。 |
使い方 |
<用意するもの> うがい薬(ヨウ素含有の物),水,スプレーボトル,でんぷんのり,ドライヤー,タオル <事前準備~うがい薬希釈水の作成方法~> 1. うがい薬を水で10~20倍に薄める。 2. スプレーボトルに入れ,よく振って混ぜる。 <教材の使い方> 1.でんぷんのりをハンドクリームのように,手にまんべんなく塗り込む。(手の汚れを再現するために,手のしわの間にもでんぷんのりが入り込むくらいにしっかりと塗り込む。) 2.ドライヤーを使って,でんぷんのりを乾かす。(汚れの色をはっきりと出すために乾かすが,でんぷんのりの塗り込む量や乾き具合によっては,この工程を省くことも可能。) 3.手にうがい薬希釈水を吹きかける。(でんぷんのりにうがい薬希釈水が反応し,紫色になる。衣服等にうがい薬希釈水が付くとシミになるため,児童にタオルの上に手を出してもらい,うがい薬希釈水を吹きかけると良い。) |
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