教材名
対象 |
・小学部児童(知的障害を伴う自閉症) ・言葉の表出はなく、具体物等で指示を理解する児童 ・具体物と写真やイラストのマッチングが難しい児童 ・日常的な物の用途は理解し、使うことができるが、物の名称を聞いて理解したり、手渡したりすることは難しい児童 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 国語 算数,数学 自立活動 |
ねらい | ・具体物とイラストのマッチングができるようになる前段階として、具体物とそれを表すイラストが同じ物であることが分かり、身近な具合物をその型にぴったりとはめる、型はめ課題をすることで、物と図柄が同じであることに気付く。 |
障害特性に対する配慮点 |
・まずは、児童にとって身近な、スプーンやフォーク等の物を使うようにする。 ・具体物を手渡す際に、児童の視線が教師の方へ向いてから手渡すことで、教師の言葉掛けにより気付けるようにする。 |
期待される効果及び成果 |
・具体物の型はめをすることで、図柄とその物が同じであることに気付き、写真やイラストといった抽象度の高いものとのマッチングにつなげることができる。 ・具体物を提示したり手渡したりするときに物の名称を言って聞かせることで、物の名称を知ったり、実際に人形を使って具体物を操作することで、物の用途を理解したりすることができる。 |
使い方 |
① 型を持ちくぼみをなぞることで、深さや形を手で触れて確かめる。 ② 一組ずつ具体物と型を提示し、型にはめることを理解できるようにする。 ③ 活動の流れを理解したら、複数の型を置き、具体物を一つずつ手渡しながら、物の名称を言って聞かせ、型はめをする。 ④ 型はめで使用した具体物を、人形を使って動きの模倣をすることで、物の用途を理解していく。 |
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