教材名

Web Speech APIを利用した情報保障WEBアプリ  市販を改良
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  • Web Speech

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対象 小学部高学年以上
(高等部専攻科歯科技工科の講義で利用するために開発)
障害種別 聴覚障害教育 
単元・活用場面 その他 
ねらい ・講師の発言を文字化することで、聴覚障害による情報取得の困難を補う。
・専門用語を正しく理解させる。
障害特性に対する配慮点 ・音声認識精度の向上と、読みやすい文字表示のため、明瞭な発声で、明解な文章で、語尾まではっきりと話すように心がける。
・同音異義語等で誤変換は発生するので、補助教員が確認し、必要に応じて加筆、修正を加える。
期待される効果及び成果 ・講義内容の理解促進、専門用語の定着が期待される。
・認識精度の向上により復唱係や複数の修正係を置く必要がなくなり、補助教員1名で対応できるようになった。
・準備がPC1台のみで、複数PCの連携が不要となり、設定が簡便になった。
・語彙の豊富なGoogleやMicrosoftの音声認識AIが利用でき、専門用語も正しく認識されることが多く、労力が軽減された。
・無料で利用でき、インストール不要で導入しやすい。
使い方 ・インターネット接続されたWindows PCを準備する。
音声入力は指向性マイクの使用が望ましい。歯科技工科ではワイヤレス接続でも高い認識精度が得られるAmiVoiceWT01を利用している。
・WEBアプリをGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeで開く。
・生徒からも見えるようにPC画面をモニター等に複製表示する。必要に応じて文字の大きさを調整する。
・画面右下の「音声認識ON」ボタンを押すと、音声認識が開始される。
・補助教員は変換後の文字を確認し、必要に応じて加筆修正を行う。
・誤変換を繰り返す語句は、置換語句登録により自動で置換するよう設定できる。認識されにくい専門用語も自動で表示されるように工夫できる。
・音声認識言語は多言語に対応可能である。

※無料で提供されるWeb Speech APIは提供元が録音データを音声認識精度向上のために利用する場合があり、機密性は保証されておりません。利用に際しては、個人情報や機密情報を音声認識させないようご注意ください。
関連する教材や情報 ・アプリURL https://www.deaf-s.tsukuba.ac.jp/online/webspeech.html
JavaScript、HTML、CSSでプログラムした自作WEBアプリである。
上記の本校サーバーに置いて利用している。
・AmiVoice音声認識用マイクデバイスURL(アドバンスドメディア)
https://www.advanced-media.co.jp/products/service#amivoice_front
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 筑波大学附属聴覚特別支援学校
  • キーワード 音声認識、情報保障、講義、Web Speech API、JavaScript、HTML
  • 作成日時 2022-01-17 18:06:30
  • 更新日時 2024-09-09 16:50:18