教材名
対象 |
・肢体不自由があり、身体を動かすことに困難がある幼児児童 ・身体をリラックスさせたり、ゆったりとした刺激を受けたりする中で、快の感情を引き出したい幼児児童 ・発出を促したい幼児児童など |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 重複障害教育 その他 盲ろう教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 遊びの指導 生活単元学習 その他 就学前教育 |
ねらい |
・ウォーターベットの中の水や湯が動くのを感じて楽しむ。 ・身体をリラックスさせ、身体の緊張を和らげる。 ・快の感情等を引き出す中で、言葉や発声、身振り等での発出を促す。 |
障害特性に対する配慮点 |
・圧縮袋に水や湯を入れて、ウォーターベットをつくり、その上で横になって、水や湯が動くのを身体で感じて楽しむことができる。 ・気温や幼児児童の反応等によって、圧縮袋の中に入れる水温を変えるなどバリエーションを持たせる。 |
期待される効果及び成果 |
・ウォーターベットの上で、揺れを感じて、楽しんだり、身体をリラックスすることができる。 ・揺れが心地よい、楽しいといった中で、幼児児童からの自発語や発声、身振り等での発出を促し、コミュニケーションにつながっていくことが期待される。 |
使い方 |
・水や湯を入れた圧縮袋(ウォーターベット)の上に、横になり、水や湯の揺れや水温を感じて、楽しむ。 【準備物】 ・圧縮袋2枚:いくつか大きさが異なる圧縮袋がある。120cm×120cm の大きさの圧縮袋を使用すると、大胆に楽しむことができるが、水や湯を入れた後の持ち運びが大変なので、使用する場所で作成すると良い。持ち運び可能なサイズで作成すると場所を選ばずに取り組むことができる。 ・ガムテープ 【作り方】 1.圧縮袋1枚に水(湯)を入れ、空気を抜いて圧縮袋の口を閉め、更にガムテープ等で塞ぎ、水漏れを防ぐ。 ※手元が不安定なので、空気を抜く時は慎重に行う。空気を抜くことで、袋がパンパンにならず、揺れる感覚を楽しむことができる。 2.水(湯)を入れた袋を、もう 1 枚の袋の中に入れる。 ※この時に2つの袋の口を互い違いにする。 |
関連する教材や情報 | 圧縮袋ではなく、かなり厚手のビニル袋の中に、水や湯を入れて、口を堅く結ぶことで、ウォーターベットを作成することもできる。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 小学部段階までの児童を想定しているが、高等部以上の生徒でも使用は可能。 |
書籍ページ番号 |