教材名

自作補聴器ケース  自作
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対象 補聴器を装用する全ての子ども
障害種別 聴覚障害教育 重複障害教育 盲ろう教育 
単元・活用場面 自立活動 就学前教育 教具・補助具 
ねらい ・本教材は,補聴器を乾燥し,結露や汗等の湿気による故障から守るためのものである。そしてその仕組みを自作で示すことで,子ども自身や保護者に補聴器管理の意識を促す。
障害特性に対する配慮点 ・補聴器は,聴覚障害児にとって聴覚を活用しながらコミュニケーションを取るために必要な機器であり,その管理は大変重要である。特に湿気による故障もあるため、その管理方法の紹介の一環として本教材を作成した。
・実際は補聴器を購入した際にメーカーの乾燥ケースも付いてきており日々使用しているが,敢えて同じ仕組みの本教材を作ることで,補聴器を扱う子どもや保護者への日頃からの湿気対策への啓発も目的とした。
期待される効果及び成果 ・子ども自身や保護者の補聴器への管理の必要性が促され,補聴器のみならず補聴器による聞こえの重要性への再確認が期待される。
・実際に補聴器を装用して間もない乳幼児教育相談に通う保護者に紹介すると,シリカゲルの交換時期や入手方法の質問があったり,仕組みについての理解が促されたりする等、高い関心が得られた。
使い方 1.密閉できるケースに市販のシリカゲルを置く※1。
2.補聴器が直接触れないよう,シリカゲルの上にティッシュを敷く。
3.補聴器の空気電池を外し,ケースに補聴器を入れ、蓋をする。
4.蓋の上にマグネットシートを貼付し,そこに空気電池を付け、紛失を防ぐ※2。
※1 シリカゲルは色が変われば交換時期なので交換する。
※2 空気電池は乾燥に弱いため、補聴器から外しておく必要がある。
関連する教材や情報 ・ほとんどの材料は100円ショップで購入可能。シリカゲルはドラッグストアで購入可能。
こんな児童生徒にも役に立つ教材です ・ケースの大きさを変えれば,授業等で使用する電池を使う精密機器の保存・乾燥にも使える。
書籍ページ番号
  • 情報提供者 佐藤文昭 (附属聴覚特別支援学校)
  • キーワード 補聴器 湿気対策 管理の啓発 
  • 作成日時 2023-01-10 13:11:27
  • 更新日時 2023-01-18 16:12:47