教材名
対象 | 高等部生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理科 |
ねらい | 粒子の熱運動による気体の拡散を知る。 |
障害特性に対する配慮点 |
・区別しやすいよう、フェルトシールで目印をつける。 ・燃焼さじの炎が燃えているか知るため、炎の上に手をかざしたときの温度で判断する。 ・沈めたとわかるよう、燃焼さじを集気びんの底にカチと音がするまで沈める。 |
期待される効果及び成果 |
・有色の危険な気体を用いず、実験できる。 ・身近な気体に質量があることを知る。 ・粒子の熱運動によって、混合しやがて均一になることを知る。 |
使い方 |
・質量の大きい二酸化炭素を下に、質量の小さい酸素を上にしてそのまま置くと、混合しないと予想する生徒がけっこういる。 ・実験後、中学1年の水溶液の性質で、物質が水に溶け均一になることを例にし、液体より、気体の方が熱運動は激しくなることにふれる。 ・温度と粒子の熱運動、状態変化の関係についてふれる。 |
関連する教材や情報 |
実教出版 高校化学基礎P.25 1章物質の構成 1節 物質の探求 6 状態変化と熱運動 |
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書籍ページ番号 |