教材名
対象 |
視覚障害のある生徒(鍼灸手技療法科、理学療法科など) 解剖学・生理学など、体の構造や機能に興味のある生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理療 |
ねらい |
・頸部に存在する筋や骨により構成される三角を理解する。 ・それぞれの三角の位置関係を理解する。 |
障害特性に対する配慮点 | 頸部の三角は国家試験ではよく出題される内容だが、三角に関する市販教材がないこと、そして関係部位の触察やイメージだけでは位置関係が理解しにくいことから、市販の立体マネキンにフエルト布などの素材をカラフルに貼り付け、見ても触っても理解しやすいように工夫した。そして、立体教材で位置関係が把握できた上で、複数の生徒に同時に同じ内容を理解してもらえるよう、2.5次元教材・墨字の図、触図(凹凸があり触って形状が理解できる用紙)の3種類の教材を使用し、それぞれの視機能の状況に合わせて使用しやすいものを提供できるように工夫した。 |
期待される効果及び成果 |
・頸部に存在する筋や骨により構成される三角を理解できる。 ・それぞれの三角の位置関係を理解できる。 |
使い方 |
①立体の頸部三角教材を観察しながら、各自の筋や位置関係を確認し、三角の位置関係を確認する。 ②生徒の視機能の状況に合わせて、墨字の図か触図を配布する。いずれの資料も確認しにくい生徒には2.5次元教材を配布し、再度、先ほど立体教材で確認した位置関係を平面でも確認する。 ③平面の資料は持ち帰り、必要な時にいつでも確認できるようにする。 |
関連する教材や情報 | |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 体の位置関係が理解しにくい場合や、国家試験前の簡単な最終確認に役立ちます。 |
書籍ページ番号 |