教材名

ステップ可変型楽器  自作
※画像にマウスオーバーすると、画像の説明をお読みいただけます。

  • ステップ可変型楽器

    教材画像

対象 ・小学部,中学部,高等部の児童生徒
・視覚・聴覚に受容の難しさのある児童生徒
・手と目の協応動作に課題のある児童生徒
・手の操作性のバリエーションが少ない児童生徒
・人とやり取りすることが難しい児童生徒
障害種別 視覚障害教育 知的障害教育 肢体不自由教育 情緒障害教育 重複障害教育 発達障害 その他 盲ろう教育 
単元・活用場面 生活 音楽 特別活動 自立活動 遊びの指導 生活単元学習 その他 教具・補助具 
ねらい ・感覚受容域を拡げる
・手の操作性を高める
・手と目の協応動作を高め,因果関係理解を促す
・人とやり取りすることの楽しさを感じる
障害特性に対する配慮点 ・見えにくさを補うことに関する配慮(例:着目しやすい配色)
・聴くことに関する配慮
・興味・関心をもちやすくする,触れたくなる配慮
・手の操作性を高めるための配慮(例:わずかな手の動きでも操作ができる)
・因果関係理解を促すための配慮(例:面はスケルトン)
期待される効果及び成果 ・教材の質的変化により,系統性に基づいた操作性のステップアップを図ることができる。
・感覚受容域の拡大により,感覚・運動的な終点から,視覚的な終点,聴覚的な終点理解に繋げることができ,外界へ向かう姿勢を育てる。
使い方 ・ステップ①は,初期感覚を手がかりに手を使うように促し,手を使う楽しさを拡げる。諸感覚を同時に使うことができる様子が見られたり,手の操作性にバリエーションが見られたりしたら,ステップ(②~⑤)を少しずつ上げていき,徐々に感覚刺激を少なくし,楽器と向き合う姿(自分の世界を楽しむ姿)から,人と向き合う姿(人と合わせることを楽しむ姿)へ移行させながら,発達を促す。
関連する教材や情報 ・日本特殊教育学会 第60回大会 自主シンポジウムⅡ-18にて話題提供
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 金子 栄生(附属桐が丘特別支援学校)
  • キーワード ・初期感覚 ・手の操作性 ・手と目の協応 ・人とのやり取り
  • 作成日時 2023-01-12 08:55:10
  • 更新日時 2023-01-19 10:33:51