教材名
対象 |
・小学部3年の「ゴムの力の働き」を学んだ児童 ・中学部1段階の「ゴムの力の働き」を学んだ生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 重複障害教育 発達障害 その他 |
単元・活用場面 | 理科 生活 体育,保健体育 遊びの指導 その他 |
ねらい |
・ゴムの力の働きを、実感を伴って理解できるようにする。 ・試行錯誤を通して力加減を工夫できるようにする。 |
障害特性に対する配慮点 |
・小さな力で体験したり,競技したりできる。 ・盤面を机の高さに設定できるので,車いすでゲームしやすい。 ・広い空間を一度に把握するのが難しくても盤面が狭いので状況を把握しやすい。 |
期待される効果及び成果 |
・試行錯誤を通して,実感を伴ってゴムの力の働きを理解することができる。 ・手指の巧緻性を高めることができる。 ・広い空間での実際のボッチャと合わせて取り組むことで,ルールを理解したり,ゲームを体験したり,戦略を検討したりすることができる。 |
使い方 |
・広い机やベニヤ板などに,養生テープやマスキングテープを使用して,コートを書きます。画像では,白い会議用長机を2つ並べています。 ・消しゴムを13個用意し,○シールを貼って,白(ジャック消しゴム1個),青(6個),赤(6個)を区別できるようにします。消しゴムの数は適宜調整します。画像では,赤青3個ずつでゲームをしています。消しゴムは,カバーを取らない方が適度な摩擦で飛ばしやすいようです。 ・消しゴムを飛ばすためには,定規の端に輪ゴムをテープで止めたものを使用します。輪ゴムに消しゴムをひっかけて,引っ張り具合で飛ぶ(滑る)距離を調節します。消しゴムを引きにくい場合は,定規の場所や方向を決めたら,必要に応じて養生テープで定規を盤面に固定すると引きやすくなります。 ・ゲームは,ボッチャのルールの通り行います。勝敗を決めるときや,得点を決めるときは,ひもがあると便利です。 |
関連する教材や情報 | ・ボッチャについて https://japan-boccia.com/about |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です |
・ゴムの力の働き(小学校第3学年や中学部1段階)の学びや,体育(保健体育)等の学びと関連付けながら,習得・活用・探求のどの学習においても学びを深めることができます。 ・教科横断的に学ぶテーマにも設定できます。 ・クラスでのちょっとしたレクリエーションにも活用できます。 |
書籍ページ番号 |