教材名
対象 | 幼児から大人まで取り組める |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 自閉症教育 重複障害教育 発達障害 その他 |
単元・活用場面 | 図画工作,美術 特別活動 遊びの指導 生活単元学習 その他 |
ねらい |
・紙が自分の選んだ色に染まっていく様子を楽しむ。 ・色々な染め方を通して、様々な模様を生み出す。 ・たくさんの色を使って色彩の鮮やかさを感じる。 |
障害特性に対する配慮点 | ・破れにくい紙、発色の良いインク等を使うことで、失敗感なく取り組めるようにした。染めた後、紙同時がくっつくこともないので、ある程度乾いてから開くこともできる。濡れた状態で無理に開こうとした結果破れてしまう、ということがない。 |
期待される効果及び成果 | ・紙が破れにくく、発色がよいので、失敗なくきれいに染めることができ、満足感が得られる。 |
使い方 |
・紙を蛇腹に折る(学習者の実態に応じて、予め折っておいてもよい。今回は小学部低学年での授業だったため、予め折って、開かないよう輪ゴムをかけておいたものを使用した)。 ・好きな色のインクを選び、紙の角をつける。 ・折ったまま新聞紙等で挟み、ぎゅっと抑えて水分を切る。 ・紙を広げる。(そのまま乾かし、後で広げても良い) |
関連する教材や情報 |
・染料として、プリンターのインク(今回は、型が合わずに使い道のないものを利用。替えインク等、安価に入手できるもので可。ペン用のインクも使用できるかもしれない)を使用。薄めても発色が良く、よく染み込む。混色する場合は、液体の状態で混ぜると良い(紙の上では混ざりにくい)。絵の具と違い、紙同士がくっついてしまうこともないので、乾いてから開くこともできる。ただし、乾いた後に濡れると滲むので、染めた紙を加工する際には注意が必要。 ・紙は、学習者の実態や、染めた紙をどう使うかにより、使い分けると良い。 ① 天ぷら敷紙:丈夫で破れにくく、広げやすい。ほぼ正方形の程よいサイズで売られているため、切る手間なく手軽に使える。染めた後(濡れた後)、表面がつやっぽくなるため、いわゆる和紙らしさはあまりない。 ② 障子紙:切る手間は生じるが、厚みがあり丈夫なので扱いやすい。和紙らしさも残るので、染めた紙を活用しやすい。 ③ 書き初め用紙:少々破れやすい。乾かしてから広げた方が良いか。 ④ 習字用半紙:手に入りやすく、インクが染み込みやすい。破れやすいので、乾かしてから広げた方がよい。 |
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