教材名

お当番バッジとお当番バッジ表  自作
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対象 幼児
障害種別 聴覚障害教育 知的障害教育 自閉症教育 その他 
単元・活用場面 自立活動 日常生活の指導 その他 就学前教育 
ねらい ・お当番をすることを喜び,意欲的に活動する。
・その日のお当番がだれかわかる。
・その月の行事や季節の様子に目を向け親しみをもつ。
・数字や月を理解する。
・学期,一年などの時間の経過や季節の変化などがわかる。
障害特性に対する配慮点 ・幼児にとって視覚的にわかりやすく親しみやすい絵柄にする。
・月が終わったら,壁の一覧表に使い終わったバッジを貼り,いつでも幼児が目にすることができるようにしておく。
期待される効果及び成果 ・その日のお当番がだれか,視覚的に理解できる。
・「今日は○○ちゃんがお当番だね。うれしいね。」「明日は  ○○くんがお当番。楽しみだね。」など、幼児の気持ちに応じてやりとりをすることができる。
・行事や季節に関する話のきっかけとなる。
・一覧表を通して,月,年,学期,1年,〇年生などの時間の経過や季節の移り変わりなど、言葉では説明が難しい事柄や抽象的な概念を視覚的に理解できる。
・前のことを振り返って話をするとき,「〇年生の〇月のとき」など視覚的な手がかりとなり,やりとりがスムーズに行える。
使い方 ・お当番はバッジをつけ,お当番活動をする。バッジはその月ごとに作る。
・バッジには,表の面に季節や行事にちなんだ絵柄が,裏面にその月の数字が縫いつけられている。
・バッジは,順番に保護者に作ってもらっている。作るときに,親子でどんな絵柄にするか話し合って決めると,より親しみを感じたり行事や季節に関心が向いたりすることにつながる。
・月初めに,バッジの絵柄をもとにその月の行事や季節について話をする。また,だれが作ったのか,昨年はどんな絵柄だったかといったことについても,やりとりをしながら話をする。
・一覧表の上に描いてある季節のイラストと照らし合わせ,「そろそろ夏になるね。暑くなっていくね。」「春になったら〇年生になるね。」など,やりとりをしながら季節に目を向ける。
・月が終わったら,「〇月が終わったね。」と使ったバッジを一覧表に貼る。その月にどんなことをしたか,どんなことがあったかなど,振り返って話をする。
関連する教材や情報
こんな児童生徒にも役に立つ教材です 聴覚障害の幼児だけではなく,季節や一年,一か月,学期,〇年生といった抽象的な概念の理解が苦手な幼児児童生徒にも活用できます。
書籍ページ番号
  • 情報提供者 石﨑美津希 (附属聴覚特別支援学校)
  • キーワード お当番活動 視覚的手がかり 時間や季節の理解 
  • 作成日時 2023-01-18 09:19:49
  • 更新日時 2024-05-16 14:17:25