教材名
対象 | 聴覚障害を有する中学部・高等部生 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 算数,数学 |
ねらい |
理想的に進んだ場合 ・反転学習形式の実現による授業内における講義部分の省略及び、一定以上の人数の学習グループでの個別対応の推進。 ・授業時間内での学習の深化。 ・教科書を基盤とした学習の深化。 ・演習時間の確保。 ・自学自習の習慣づけ。 を同時に達することが狙いである。 |
障害特性に対する配慮点 |
・学校で使用している教科書を用いた解説であるため、手元の教科書と連動させて自学自習する際の手助けとなる。 ・全編に手話(日本語対応手話)を入れている(ただし、製作者の手話スキルが未熟であるため改善が必要である)。 ・全編に字幕の挿入をしており、字幕にも工夫をすることで視覚的効果を狙っている。 ・電子教科書のコンテンツを利用することで、教科書のグラフや図をそのまま用いた解説が可能である。対面授業で用いるよりも視覚的に見やすく、必要な個所のみ利用できるため効果的である。 ・繰り返し見ることが可能であるため、情報の取り逃しを防げる。 |
期待される効果及び成果 |
教材使用により、予習を前提とした授業デザインを行うことができる。学習内容に対して何からの考えや意見を持った状態で授業に臨める効果が期待できる。 その結果として、授業の導入部分で教員が説明をする時間が短くなるか、同じ時間の説明でも生徒の理解度の高まりが期待される。また、生徒に問題等を説明させる際も、その説明に対する賛同や反論を行いやすくなり、結果として生徒が発言し、活動を行う時間が増大する。 (実際にデータを取ったところ、そのような効果が確認された。ただし、定期試験の得点には対照群との有意な差は表れていない。) |
使い方 |
1.動画教材を配付し授業の予習として家でそれを見る。 (配付方法は時代に合わせて変化させればよい) 2-A.予習してわからなかった部分を発言させ、その部分の解説を教師あるいは理解出来た生徒が行う。 2-B.生徒の状況を見て必要に応じて講義形式に切り替える。 その際にも動画は活用できる。 3.復習用としていつでも繰り返し閲覧は可能。 |
関連する教材や情報 |
電子教科書(一部を切り取って動画内で利用) オンデマンド配信 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 様々な理由により登校が難しい生徒 |
書籍ページ番号 |