教材名

ふりかえりカレンダー  自作
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対象 聴覚障害を有する幼稚部幼児
障害種別 聴覚障害教育 
単元・活用場面 就学前教育 
ねらい ・一年間の時の流れや季節を視覚的に見て学ぶ。
・過去の経験を振り返ったり、未来の見通しをもったりなどする。
・仲間と過去の経験を視覚的に共有しながらやりとりする。
障害特性に対する配慮点 毎日の活動の中で日めくりカレンダーを扱う。経験した事を幼児とやりとりしながら、その場で絵にしてカレンダーに描き残したり、写真を貼ったりなどする。カレンダーを通したやりとりそのものも、幼児と共有することで、単なる掲示物にとどまらず、その時その場のやりとりの記憶と経験のイメージが印象に残るようにしていく。
期待される効果及び成果 毎年経験する行事や日々の活動を視覚的に共有することで、「去年は…」「来年は…」と過去や未来の話を親子や友達同士でする姿がみられるようになった。また、春夏秋冬の季節についても関心も、経験の記憶とともに深めることができた。
使い方 ➀日々の活動の中で、日めくりカレンダーを幼児と一緒に破ったり、予定や経験についてやりとりしながら、絵や文字で直接書き込んだりする。
➁毎日幼児と破いて溜まった過去の日めくりカレンダーを、ひと月が終わるごとに、幼児と一緒に振り返りながらまとめる。
③まとめたカレンダーは、幼児と一緒に掲示する。
(その際に月毎に替わる当番バッジも一緒に掲示する)
④幼児とのやりとりの中で過去の経験を共有したい時や、未来の行事について扱いたい時に、掲示された過去のカレンダーを見ながら振り返る。
関連する教材や情報 掲示には、日めくりカレンダーと当番バッジの他にも、経験したことに纏わる具体物(例:夏祭りで使用したチケット、幼児と拾った落ち葉など)を必要に応じて一緒に掲示する。
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 澤田 真喜子  附属聴覚特別支援学校(幼稚部)
  • キーワード 聴覚障害、過去の経験の共有、視覚的教材、やりとり、生活
  • 作成日時 2024-01-12 11:04:24
  • 更新日時 2024-01-24 16:42:36