教材名
| 対象 | 
                ・手指の操作に難しさがある児童生徒 ・他者との関係を広げることを目標とする児童生徒 ・知的障害と肢体不自由を併せ有する障害の重い児童生徒  | 
            
|---|---|
| 障害種別 | 聴覚障害教育 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 言語障害教育 自閉症教育 情緒障害教育 重複障害教育 発達障害 | 
| 単元・活用場面 | 算数,数学 生活 図画工作,美術 特別活動 自立活動 遊びの指導 | 
| ねらい | ・本教材を通じて、友達や教員とのやりとりをしたり、遊びのルールを理解したりしながら、他者とのかかわりを広げることができる。 | 
| 障害特性に対する配慮点 | 
                ・教材がにぎりやすく少ない力で操作しやすいため、手指に拘縮がある児童生徒でも使用しやすいです。 ・障害の重いお子さんも、目で捉えやすいカラフルな折り紙やラッピング袋の音(カサカサ)、マグネットがすずに接着したときの音(カチッ)等、視覚や聴覚を手がかりに学習することができます。柔らかく、操作しやすい素材を多く使用しているため、完成した教材を使うだけではなく、教材を授業の中で一から作ることができます。 ・魚つりの教材例では、さおにわりばしを使うことがありますが、本教材はストローを使用しています。身体の筋緊張が強く、思ったように手を動かせず、握っていたさおが誤って身体に触れた場合でも痛くなく、ケガをしにくいように考慮しています。  | 
            
| 期待される効果及び成果 | 
                ・友達とやりとりを楽しみながら、関係を作ることができます。 ・数の学習やお店屋さんごっこ、コミュニケーションの向上等、授業のねらいに沿って本教材を使用することで、目標が達成しやすくなります。  | 
            
| 使い方 | 
                <材料> 【池】段ボール、画用紙、絵の具、花紙 【魚】折り紙、輪ゴム、ラッピング袋、クリップ、すず 【さお】ストロー(カラフルな魚を引き立てる為、さおは目立たない方がいいです。色は黒がおすすめです)、タコ糸、マグネット(小さくて強力なもの。100円均一ショップで手に入ります) 、ティッシュ、黒いビニールテープ <作り方> 画用紙に絵の具で好みの色をぬり、池を作ります。花紙を池の周りに貼り、石垣を作ります。 魚を作ります。折り紙を小さくまるめて、ラッピング袋で包み、輪ゴムでとめます。袋の先に、クリップと小さいすずをつけます。 さおを作ります。ティッシュをにぎりやすい形にまるめて、ストローにビニールテープで巻きます。ストローの先にタコ糸をつけます。タコ糸の先に、マグネットをつけます。 <使い方>池に魚を並べて、さおで魚を釣ります。自分が「魚屋さん」、友達に「お客さん」になってもらう等、授業のねらいに応じて使用してください。 授業のねらいに応じて、お金や箱を用意しても良いでしょう。  | 
            
| 関連する教材や情報 | |
| こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 通常の学級の低学年の児童や幼稚園、「共同及び交流学習」にも広く活用できます。 | 
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