教材名
対象 |
発達段階が初期の児童生徒 感覚と運動との繋がりが少し芽生えた段階の児童生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 重複障害教育 盲ろう教育 |
単元・活用場面 | 国語 音楽 体育,保健体育 自立活動 遊びの指導 |
ねらい |
・つかむ、握り続ける、引っぱる等の操作的な運動の力を育む ・教材を通して人と関わる力を培う |
障害特性に対する配慮点 | ・柔らかく、にぎりやすいひもを使用しているため、手指の力が入りにくいお子さんやかたさのあるお子さんでも、つかんだり、引っぱったりすることがしやすくなります。ひもに適度の弾力があるため、障害の重いお子さんの学習に適しています。 |
期待される効果及び成果 | ・手の力を調節し、相手と一緒に引っぱって楽しみ、相手と視線を合わせたり、やりとりをしたりしながら人と関わる力が育ちます。 |
使い方 |
【材料】 ・綿コード(*巾着やナップザック作りなどに利用するときのひも) *色や太さが違うものを数種類用意するとよいでしょう。 *100円均一ショップや手芸店等で扱っています。 ・輪ゴム ☆彡お子さんの好みや必要に応じて ・鈴(小さいサイズのもの。優しい音色のものがおすすめです) 【作り方】 ①綿コード2本を重ねて結びます。 色や太さを変えることで、目で捉えやすくなり、触感も楽しむことができます。模様(色の重なり方)やにぎったときのフィット感を確かめながら、作ってみてください。 ②端まで編んだら、輪ゴムでとめます。 ③鈴をつけると、ひっぱったときに可愛らしい音色が楽しめます。 【使い方】 お子さんにひもを持ってもらいます。手指の力が弱いお子さんや緊張が強いお子さんの場合には、にぎりやすいように、支えてあげてください。「みんなで にぎにぎ にぎにぎ」「ひっぱりっこ~」などと声をかけながら、お子さんとやさしくひもをひっぱりあいます。国語の学習でも活用できます。 しっかり握っていると、ひもの伸び縮みも感じられます。また、二つを軽く結んでおくと、引っ張ったときに外れる遊びにも展開できます。 授業のねらいに応じて、使用場面や声かけを工夫してみてください。 |
関連する教材や情報 |
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