教材名
対象 | 中学部以上で、主として白杖から情報を得ながら歩行する生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい | 複雑な形の交差点の全体像を把握する。 |
障害特性に対する配慮点 | 交差点という触れられず、全体像をつかみにくいものを手の中に納まるように小さく単純化して、位置関係をわかりやすくした。 |
期待される効果及び成果 | 言葉の説明だけは理解が難しい環境において、本模型を用いることにより高低差を含めた位置関係と周囲の環境の把握が促進される。 |
使い方 | 本模型は実際の歩行指導の中で、模型と同じ場所において、交差点の環境を説明するときに用いる。この交差点においては、3本の道路の高低差を説明して、理解できるようにすることが大きなねらいであるため、単に形を表す平面的な模型から厚紙の特性を生かし、折って傾斜をつけ、道路の高低差がわかるようにする。 |
関連する教材や情報 | 厚紙で作成する模型は、立体的な建物などの全体の空間把握には向かないが、交差点や駅の通路など線の交わりや曲がりといった形状を表し、位置関係を把握することには向いている。作製が比較的容易であるので、例えば対象者の自宅近辺など一度しか指導で用いない場合であっても、説明しにくい場所の模型を作製し、用いることによって効率的に環境把握を促進することができる。 |
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書籍ページ番号 |