教材名
対象 | 高等部普通科1年生 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい | 聴覚生理、感音性難聴と伝音性難聴の違い、補聴方法などについて詳しく理解するとともに、自分の障害の受容し、大学や職場で活動するときなどに、自分はどのように聴こえにくいのか、どのような支援が必要なのか、自分には何ができるのか、などを考えさせ、説明する力を身に付けさせる。 |
障害特性に対する配慮点 |
講義の前のアンケートで、耳の構造の図を示し、自分の障害はどの部分にあるか考える(間違っていてもよい)ことで、興味を持たせる。 また、講義では、耳の構造について学ぶ。その際、聞きなれない単語の羅列になってしまいがちであるので、プレゼンテーション資料や動画を用いて、どのように音が伝わり認識されるのか、動きを加えて見せたり、伝音系と感音系を図示したり、伝音系難聴と感音系難聴の聴こえ方の特徴を視覚的に表したりしている。 |
期待される効果及び成果 | 聴覚生理への興味、関心、理解の向上。障害の受容。日常生活において困難なこと、できることを考え、説明する力を身に付ける。 |
使い方 |
学習の流れは ・生徒がどのくらい聴こえについて知っているか、どのような疑問を持っているかを知るため、アンケート「耳の仕組み・難聴に関するアンケート.doc」をとる ・プレゼンテーション資料「耳の構造.ppt」動画「聴こえの仕組み.mgp」「人工内耳の仕組み.mgp」を用いて講義を行う ・生徒が学習プリント「耳の構造.doc」に必要事項を書き込む …必要事項が穴埋め形式になっており、教員が、学習プリントと同じ画面をスクリーンなどに投影し、バックスペースキーを押していくことで、必要事項(語句や図など)が表示されるしくみになっている。 |
関連する教材や情報 |
株式会社日本コクレア製の画像を使用。 「耳の構造.doc」の作成方法、使用方法は、以下を参照。 長島 素子 「聴覚障害 2012年6月号」特集4 高等部理科の教育指導 -視覚的教材・教具を用いた授業- 第46回 全日本聾教育研究大会 高知大会 実践事例発表 長島 素子 「高等部理科の授業におけるデジタル教材の活用」 筑波大学 2013年 「附属聴覚特別支援学校紀要」第35巻 68-74 筑波大学附属聴覚特別支援学校高等部編著 2014年 「聴覚障害生徒の力を育むために-筑波大学附属聴覚特別支援学校(聾学校)高等部の実践-」 聾教育研究会 |
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