教材名
対象 |
・知的障害のある幼稚部、小学部、中学部、高等部の幼児児童生徒 ・幼稚園、保育園、小学校、中学校の幼児児童生徒 ・口腔機能を高め、おしゃべりや笑顔が上手になりたい子ども達 |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 言語障害教育 自閉症教育 情緒障害教育 発達障害 その他 |
単元・活用場面 | 生活 音楽 体育,保健体育 自立活動 遊びの指導 生活単元学習 その他 |
ねらい |
・様々な口の動きや舌の動きを経験する。 ・みんなで楽しく歌い発声することで、自然と口腔機能を高める。 |
障害特性に対する配慮点 | 子どもの実態に応じて、語尾だけの発声やかけ声の部分だけの発声も評価する。教員が楽しく歌い踊って手本を示すことで、子ども達を巻き込み、発声しようとする意欲を高める。口の形を絵や図で示したり、DVDを観ながら合わせて歌ったりできるように、視覚化や動作化をする。ヒーローモデリングの考え方を用い、ぬいぐるみの「パンダ」を登場させ、子ども達の「模倣」や「自己表現」の意欲を高める。 |
期待される効果及び成果 |
口腔機能を高めるといわれる「パタカラ」を発音することにより、「パ」では「唇を開け閉めする力を強くする」、「タ」では「舌の先の力を強くする」、「カ」では「舌の奥の力を強くする」、「ラ」では「舌を巻く力を強くする」効果が期待され。また、結果として「飲んだり吸ったりすること」「食べ物をつぶし飲み込むこと」「食べ物を喉の奥に送ること」が上手になるなど、口腔機能の高まりが期待される。 更には、話すことが上達し、口角を上げることによるよい笑顔となり、様々な面からのコミュニケーション力がアップする。 |
使い方 |
1. DVDを観る。 2. 曲に合わせて、パンダと一緒に歌い踊る。 3. 鏡を見て歌う、みんなの前で発表するなど、いろいろやってみる。 |
関連する教材や情報 |
口腔機能を高めると言われる「パタカラ」の発音について、本校学校医であり、障害児歯科医師の専門資格を持つ加賀谷昇先生の助言を受け、「♫パンダのたからもの(作詞作曲:根岸由香)」を創作した。 加賀谷昇先生監修、及び出演により、このDVDを作成している。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |