教材名
対象 |
・検査や検診の内容が分からないこと,見通しがもちづらいことなどにより,検査や検診に抵抗を感じ,落ち着いて検査や検診を受けることが難しい。 ・興味のない物に注目することが難しい。 ・初めての活動や慣れない場面で活動に参加することが難しいが,興味のあることと組み合わせたり,教師と楽しくやり取りをしたりすることを通して,参加することができる。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 その他 |
ねらい |
・検査の受け方ややり方,順番などが分かる。 ・検査があることを知り,見通しをもって検査を受ける。 |
障害特性に対する配慮点 | ・実際の視力検査で使用する単独絵指標(ちょうちょ,とり,いぬ,さかな)のイラストを,対象となる児童が好きなキャラクターに替え,検査自体に興味をもてるようにした。 |
期待される効果及び成果 |
・楽しみながら練習をすることができ,視力検査自体に興味をもつようになったことで,実際の検査では,ランドルト環を使用した検査にも取り組むことができた。 ・検査への抵抗感の要因として,顔や目の付近に検査道具を付ける感覚や、新しい場所への抵抗感の苦手さなども考えられる。要因によっては,他の支援と組み合わせる必要がある。 |
使い方 |
・検査用具や教材に自由に触れる時間を設け,検査への抵抗感を減らせるようにする。 ・検査者が示すイラストと同じイラストを,手元の4種類のイラストから選ぶという,実際の幼児用視力検査と同様の手続きで視力検査の練習を行う。慣れるまでは,近い距離から行い,検査のやり方を知る。 ・慣れてきたら,実際の視力検査で使用する単独絵指標(ちょうちょ,とり,いぬ,さかな)で行う。 |
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書籍ページ番号 |