教材名
対象 |
・発語がなく,人とのやり取りの際も目が合うことが少ない。 ・手元を見て活動することが苦手で,最後まで見て活動を終えることができない。 ・活動の途中でも遊びスペースに行ってしまう。 ・手を使って物を操作することができるが,短時間ですぐに放してしまう。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい |
・手元を見続けて活動する ・具体物を操作する ・終わりまでやり切る |
障害特性に対する配慮点 |
・物を見たり,視線を向け続けたりすることが難しいため,鮮やかな色のブロックを使い,視線を向けやすくなるようにした。 ・活動の始まりと終わりを理解することがまだ難しいため,最後まで「できた」「やった」という実感を伴って活動の終わりが分かるようにブロックが型にはまるようにした。 |
期待される効果及び成果 | ・最初は強引に型にはめようとしていたが,ブロックの形や向きに気付くようになるとゴール付近で,手元をよく見てブロックを回すようになった。また,ブロックを動かす少し先を見て動かすようになるなど,操作する対象を見続けて活動することや最後までやり切るといったねらいを達成することができた。 |
使い方 |
・ブロックを滑らせてゴールの型はめにはめる。 ・教師が正面に座り,児童の視線が教材に向いていることを確認する。 ・うまく操作できなかったときは言葉掛けや指差しなどで動かし方を教える。 ・型にはまったときは教師ができたことを称賛し,最後までできたことを伝える。 |
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書籍ページ番号 |