教材名
対象 |
・ボールを持って上方に投げたり、転がしたりするなど、ボールを使って遊ぶことが好きである。 ・手に持った物を見て、操作したり、提示された物を見続けたりすることが難しい。 ・教師の数唱に合わせて、物を一対一対応させて置いたり、並べたりすることができるようになってきた。 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 算数,数学 自立活動 |
ねらい |
・手に持ったボールを見て、左から右の順に、動かすことができる。 ・教師の掛け声や数唱を聞き、それに合わせてボールを一回ずつくぼみに当てて動かす。 |
障害特性に対する配慮点 |
・活動の始まりと終わりが理解できるように、始まりの部分には、ボールの形状に合わせた枠、終わりにはボールを入れる容器を設置した。 ・どの部分にボールを当てるかが見て分かるように、背景を青色、ボールを当てる部分を黄色にし、コントラストをはっきりとさせた。 |
期待される効果及び成果 | ・教師の数唱に合わせて、くぼみに一回ずつボールを当てて動かすようになった。また、ボールを動かしている間、最後までボールを見るようになるとともに、ボールを容器に入れると教師と視線を合わせてほほ笑むようになってきた。 |
使い方 |
①教師の顔の横にボールを提示し、本児に活動を始めることを伝える。 ②本児がボールを枠の中に置いた後、教師が「よーい、どん。」と掛け声を掛ける。 ③本児がボールを動かし始めたら、その動きに合わせて教師が、「1」、「2」と数える。 ④教師の数唱に合わせてボールを動かすことができるように、数えるタイミングを変化させる。 ⑤本児が、ボールを容器に入れた後、本児が視線を向けるまで待ち、本児と視線が合った瞬間に、「できたね。」や「おしまい。」と語り掛ける。 |
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書籍ページ番号 |