教材名

VR(ヴァーチャルリアリティ)を活用した天体学習  市販を改良
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  • モデルとヴァーチャルリアリティ(VR)機能を活用した天体学習

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対象 脳性麻痺などにより視覚認知,特に視点移動による空間認識に難しさのある生徒
障害種別 視覚障害教育 肢体不自由教育 
単元・活用場面 理科 
ねらい 時間的・空間的な関係という科学的な視点で天体の動きを捉えること
障害特性に対する配慮点 ・視覚認知の困難のために3次元⇔2次元の変換が難しい生徒やモデル上の観測者の視点がイメージできない生徒に対して,具体的な映像を提示することで,その理解を容易にした
・ただのカメラ映像のみ提示した場合に,自身の視点とモデル上の観測者の視点と関係づけるのが難しい生徒に対して,VRを用いることで疑似的にモデル上の観測者の視点を自分の視点と同じくし,理解しやすくした
期待される効果及び成果 視点移動による空間認識など視覚認知に困難のある生徒に対し,その映像を具体的に提示することで,空間的な視点を持って現象を考察し,理解することができる
使い方 ・元となる天球や月・金星の公転モデルは関連教材を参照。
・iPadなどのタブレット端末に,VR表示機能を有する画像表示アプリを入れておく。
・それぞれのモデルについて,観測者の位置に360度カメラを配置し,撮影する。(天球撮影時は上に白いボウルをかぶせ,背景が映らないようにする)
・この画像を生徒のもつ端末に入れ,VR表示機能によって,モデルの観測者の視点で見られる風景を確認する。
・単にカメラで投影するのとは違い,自身の体の向きで方位と見え方について確認できる。
関連する教材や情報 ・特別支援教育教材・指導法データベース【天体の日周運動学習用モデル】
・特別支援教育教材・指導法データベース【月の見え方確認用モデル】
※360度カメラ及びVRアプリは『RICHO THETA』およびその操作用アプリを使用した
※白いボウルについては,天球と同サイズの透明半球を白色塗料でコーティングした
こんな児童生徒にも役に立つ教材です 視覚認知障害のある生徒が学べる教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 林 秀輝(附属桐が丘特別支援学校)
  • キーワード 視覚認知・空間認識・天体
  • 作成日時 2021-12-12 12:08:30
  • 更新日時 2024-02-22 17:30:17