教材名
対象 |
・小学部,中学部,高等部生徒 ・シールにタッチすると音がなるという因果関係を理解できる者 ・好きな歌、曲がある者 ・短時間でも良いので、一人で過ごす余暇活動を模索している事例 ・短時間でも良いので、保護者が目を離せる、気を休めることができる時間を必要としている事例 |
---|---|
障害種別 | 視覚障害教育 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱・身体虚弱教育 言語障害教育 情緒障害教育 重複障害教育 発達障害 その他 |
単元・活用場面 | 生活 音楽 外国語 情報 特別活動 自立活動 日常生活の指導 遊びの指導 生活単元学習 その他 就学前教育 教具・補助具 職業 |
ねらい |
知識・技能:一定時間、一人で落ち着いて過ごすことができる(保護者のレスパイトに繋がる)。 思考力・判断力・表現力:好きなものを選ぶことができる。 学びに向かう力・人間性(主体的に学びに向かう態度):注視して手をコントロールし、狙った場所(シール)をタッチすることで音楽を再生する。 |
障害特性に対する配慮点 |
音が鳴りやすくする(ステッカーをタッチしやすくする)配慮点 ・通常は、1cm×1cmの大きさのドットコードステッカーを用いるが、狙ってタッチすることが難しい場合は、数枚を使用して的を大きくする(4枚を1つのターゲットにするなど)。 ※その場合は、4つのドットコードステッカーに同じ音源をリンクさせる。WindowsOSで動作するオーサリングツールというアプリケーションを使用すると、画像全体にドットコードを配置することもできる。 |
期待される効果及び成果 |
・日常生活で支援が必要な生徒でも、一人で過ごす余暇の時間を持つことができる。家庭に持ち込むことで、保護者のレスパイトに繋がる。 ※本事例では、産業等現場実習において、事業所の理解を得ることができたため実習中の休憩時間に使用し、支援者が側にいなくても時間を過ごすことができた。現在は、学校の休み時間、放課後の自宅で音楽を楽しめるようになった。 ・丈夫で壊れにくい機器であるため、安心して使用することができる。またイヤホンを使用することで公共の場でも安心して利用できたり、外部スピーカーに接続することで大勢のいる広い場所でも使用できたりするなど、TPOに応じた使用ができる。 |
使い方 |
・利用者が好きな歌、曲をMP3形式のファイルに変換する。 ・USB microBコネクタを用いてPCと接続し、音声ペンに内蔵したmicroSDカードに音声ファイルを入れる(詳細は、製品マニュアルを参照)。 ・楽曲をイメージできるイラストや写真を貼り付け、その近くにドットコードステッカーを貼る。 ・最初は支援者と一緒にタッチすることでどんな曲がなるのか知る機会とする。その後、徐々に支援を減らして一人で好きな曲を聴けるようにする。ドットコードステッカーの周囲を蛍光ペンで囲むなどして注目しやすいようにすると良い。 |
関連する教材や情報 |
1)グリッドマーク株式会社 音声ペン製品ページ https://gridmark.co.jp/solution#section02 2)販売サイト https://gridmark.stores.jp/ 3)実践事例集:今すぐ使える!特別支援教育音声ペン活用教材40―教科学習・自立活動で子どもたちの読む・聞く・話すをサポート https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b584880.html |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |