教材名
対象 | 聴覚障害幼児 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 その他 |
単元・活用場面 | 遊びの指導 その他 |
ねらい |
・歌詞の意味や内容を理解して楽しむ。 ・語彙が少ない幼児の理解を助け、歌詞や内容を表現につなげる。 ・手遊び歌で、同じ動きやイメージを共有することで、やりとりを楽しむ。 |
障害特性に対する配慮点 |
・教具は、はっきりとした線で描かれている、言葉の意味や特徴がわかりやすく描かれている、情報が多すぎない、知らせるべき内容が端的に描かれているなど、歌詞の意味や内容が理解しやすい絵や物であること。 ・手遊び歌の動きは、簡単で複雑過ぎず、模倣がしやすいことや、幼児が面白い、楽しいと感じる動きであること。 ・手遊び歌は、繰り返し楽しむことができるものであること。 ・教師は、幼児が聞き取りやすい声の大きさや速さで歌うこと。また、教師の表情や口元が絵や物と同じ視界に入るようにしたり、順序がわかりやすい提示の仕方をしたりすること。 |
期待される効果及び成果 |
・声を出すことや、リズムに合わせることへの意識を高める。 ・絵や物などの視覚的な手がかりがあることで、歌詞の意味や内容の理解を助けることができる。 ・繰り返し同じ歌をうたう(同じ言葉を使用する)ことで、言葉と意味を結び付けていくことにつながる。また、日常生活の中でも使用することで、本人がわかって言葉を表出することにつながる。 ・楽しみながら手遊びを行うことは、教師との関係づくりや大勢で行う一体感を味わうことにもつながる。また、コミュニケーション力を育てていくことにもつながると考える。 |
使い方 |
絵や物などは、歌や動きのどの部分を表すものであるのかが捉えやすいものを使用し、教師も一緒に歌いながら、教師の口元や表情と合わせて見られるよう、位置に気をつけて提示する。 幼児の様子に合わせ、歌詞と動き、絵や物と歌詞や動きの確認をしながら歌う。 幼児の興味や関心に合わせながら、幼児自身がやってみたいと興味を向けられるよう、教師自身が十分に楽しみながら行う。 |
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