教材名
対象 |
中学部2年 言語のイメージ化に困難を抱える生徒 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理科 |
ねらい |
・地球と太陽間の距離に関して具体的なイメージを掴ませる。 ・宇宙の長大さを実感させ、意欲的に学習するきっかけとする。 |
障害特性に対する配慮点 |
・聴覚障害を有する生徒の中には、教科書の文章の内容を具体的にイメージすることが苦手な生徒がいる。モデルを用いることで、地球と太陽の距離や大きさの比率を実感できるようにした。 ・模造紙に太陽を描き、地球はビー玉を使用した。青いビー玉を使うことで地球とビー玉を結びつけて考えられるようにした。 ・実際の太陽が109㎝であると誤解する生徒もいるので、「地球を1㎝としたとき」ということを強調する。 |
期待される効果及び成果 | ・地球と太陽間の距離の長大な距離や直径の比率が実感でき、地学分野に対する学習意欲が向上する。 |
使い方 |
・地球のモデルを見せ太陽の大きさについて考えさせた後、太陽のモデルを提示し、地球の直径の109倍の大きさであることを確認する。 ・校庭で地球と太陽のモデルを使って、地球—太陽間の距離(120m)を再現する。 ・インターネットの地図サイト等を用いて、木星や海王星との距離を確認することも考えられる。 |
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