教材名
対象 | 高等部生徒 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理科 |
ねらい |
高等学校 生物基礎「DNA研究の歴史」 ①グリフィスの実験(肺炎双球菌とネズミを用いた実験) ②エイブリーらの実験(肺炎双球菌の抽出液と分解酵素を用いた実験) ③ハーシーとチェイスの実験(バクテリオファージと放射性同位体を用いた実験) ④肺炎双球菌と白血球の関係 ⑤大腸菌内のファージの増殖の様子 において ・教科書に記載されている困難な実験を仮想的に体験し、学習内容に対する興味関心を高める。 ・仮想的な実験でも結果に基づいた考察を行うことで、思考力、判断力、表現力を高める。 ・タブレットを用いて予習や復習に使用し、学習内容の定着を図る。 |
障害特性に対する配慮点 |
・体験的な活動を通じた言語概念の形成や視覚的に情報を獲得しやすい教材・教具が有用である聴覚障害生徒に対して、タブレット端末を使用して容易に操作できる仮想実験教材を作成した。 ・体験的に行った仮想実験から、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業を展開できるようにした。 ・教科書の図や文章だけでは理解が難しい内容については、補足教材としてアニメーションを作成し、仮想実験の理解が深まるようにした。 |
期待される効果及び成果 |
・理解に時間がかかる生徒は、本教材を繰り返し使用することで理解の定着につなげており、生徒個々の学習ペースや理解度に応じた使用方法が見られた。 ・自宅でも使用する生徒が多く、試験前の復習にも効果的に利用している様子が見られた。 ・本教材とワークシートを用いた授業を行った後、評価テストを行った結果、ほとんどの生徒が正解しており、学習の定着が見られた。 |
使い方 |
・生徒が使用する場合 タブレット端末の共有の機能を使用して、PowerPointのファイルを生徒のタブレット端末に送信するか、下記URLよりダウンロードをしておくように伝える。 ・教師が使用する場合 プロジェクターでスクリーンに投影し、教師が操作しながら授業を進めていく。 |
関連する教材や情報 |
・仮想実験教材のページ https://www.deaf-s.tsukuba.ac.jp/~kugawa-j/02/index.html ・高校生物における「DNA研究の歴史」の仮想実験教材の開発と活用 筑波大学附属聴覚特別支援学校紀要 第39巻(93-100)2017年3月 https://www.deaf-s.tsukuba.ac.jp/repository/Bulletin2017/kiyou2017-20.pdf |
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書籍ページ番号 |