教材名
対象 | 中学部生徒 |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 社会 |
ねらい | ・北極と南極を結ぶ線が,経線であることを理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
・生徒が経線と緯線の方向を捉えやすくするための配慮をしています。 平面上の地図では経線と緯線の方向を混同してしまうことが多いため,立体にしました。操作を出来るようにしたことで実感を伴うことができ,理解を深められるように工夫しています。 また,経線で切ることにより,例えば「りんごを切って食べるときの形に似ている」など,生徒が既存の経験と結びつけて,考えられるようにしました。 |
期待される効果及び成果 |
・経線と緯線を混同せずに捉えることが出来たり,次時以降に学ぶ経度や時差の学習の基礎となったりすることができます。 ・生徒が実際に手で操作することができるため、学習への理解が深まり定着しやすくなります。 |
使い方 |
・市販の地球儀を使用して学習をしたのちに,経線で切ることができる地球儀を使用し,経線が北極と南極を結ぶ縦の線であることを確認しました。 ・材料は「裏面がシール状になった用紙、球の発泡スチロール」を使用しています。 |
関連する教材や情報 | 埼玉大学教育学部人文地理学 谷謙二研究室HPより地球儀のデータは頂きました。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | 特別支援学校だけではなく、中学校や特別支援学級等に在籍している生徒、小学校の児童にも活用できるのではないかと思われます。 |
書籍ページ番号 |