教材名
対象 |
手指の操作が難しかったり、手や腕の力が弱かったりする児童生徒 目と手の協応動作が苦手な児童生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 肢体不自由教育 発達障害 |
単元・活用場面 | 家庭,技術・家庭 自立活動 作業学習 |
ねらい | 目的の幅で、最初から最後まで均等にアイロンをかけることができる。 |
障害特性に対する配慮点 | 最初に布の端から目的の幅の長さを正確に測っていても、アイロンをかけるときに、折り目がずれたり浮いたりしてしまうことがあります。手の力が弱いお子さんは、片手で布をおさえながら、もう片方の手でアイロンを少しずつかけることが難しい場合があります。本教材を使ってアイロンをかけることで、折り目がずれることがなく、安定してアイロンをかけることができます。 |
期待される効果及び成果 | 折り目がずれることがなく、均等な幅でアイロンをかけることができるので、アイロンをかける途中で折り目や布の位置を修正する必要がなく、作業が進められます。アイロンをかけることが楽しくなり、自信がつきます。 |
使い方 |
【材料】①画用紙 ②定規 ③ペン ④はさみ 【作り方】①画用紙を端から「1cm」、「1.5cm」、「2cm」の幅に測り、切ります(ガイドを作る)。 ②それぞれのガイドの端に、「1cm」、「1.5cm」、「2cm」と、ガイドの長さをマジックペンで記入します。 ③出来上がったガイドを折り目の下にはさみ、布の上からアイロンをかけます。 *アイロンを使う作業なので、児童生徒の実態に応じて火傷をしないように、安全に留意して指導をしてください。 *使用後は、布からガイドを外してください。 *ガイドの幅は、作業内容に応じて調整してください。 *算数の長さ調べにも応用できます。その場合には、画用紙をラミネート加工すると使いやすいです。 |
関連する教材や情報 | |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | この工程は印のところで折り曲げ、基準としたい印が見えなくなる作業なので、特別支援学校だけではなく、小学校や特別支援学級でも活用することができます。 |
書籍ページ番号 |