教材名
対象 |
知的障害のある児童 ・多様な学び方の児童が所属する小集団 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 情緒障害教育 発達障害 その他 |
単元・活用場面 | 国語 算数,数学 自立活動 日常生活の指導 遊びの指導 生活単元学習 |
ねらい | ・買い物のシミュレーション場面で、物の名前や「〇〇をください」などの言葉でのやりとりをしたり、実際の金銭を扱って物とお金を交換する経験をしたりする。 |
障害特性に対する配慮点 | ・児童の実態に合わせて課題を設定し、教員が段階的に支援をすることで、児童が課題を達成し「できた」と感じられるようにする。 |
期待される効果及び成果 |
・ゲームを通して、注文や支払いを体験できる ・友達とチームで協力しながら取り組むことができる |
使い方 |
・チーム(または個人)に与えられた「カレーを作ろう」「サンドイッチを作ろう」などのミッションを達成するために、買い物をして材料集めをするゲームです。同じ「材料の買い物」でも、伝え方や支払いの方法を各児童の目標に合わせて学べるよう、ミッションカードの担当や財布の中の硬貨の種類を設定し、店員役の教員は段階的に支援するようにします。 〈学習の流れ(①②③は、児童の実態で変える)〉 ・ミッションカードを確認する ・店(シミュレーション場面)に行ってレジに並ぶ ・店員役の教員(または児童)にほしいものを注文する ①「〇〇をください」、または絵カードを指す ②「〈種類〉の〇〇をください」 ③「〇〇を〈~(単位)〉ください」「〇〇を〈~個〉ください」) ・金額を聞き、支払う ①100円玉を1枚出してお釣りを受け取る ②200円と聞いて100円玉を2枚出す 100円以下の金額を聞いて、100円玉を出してお釣りを受け取る ③500円以内の金額を聞いて、500円玉を出してお釣りを受け取る 小銭を並べてちょうどの支払いをする(必要に応じて支払いツールを使用) ・材料を受け取ったらミッションシートに貼る。 ・材料がそろったら教員にパズルピースをもらって完成させる。 |
関連する教材や情報 |
使用シンボル ドロップス(Drops: The Dynamic and Resizable Open Picture Symbols)/ドロップレット・プロジェクト(https://droptalk.net/) 他 参照図書 髙津梓・米田宏樹編著「個別のねらいに合わせて評価ができる 全員参加のゲームでつくる特別支援教育の授業 特別支援学校小学部・小学校特別支援学級」 明治図書出版 2024年 p114-115 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
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