教材名
対象 |
○「見る」「触る」「つまむ」といった経験の少ない児童(小学部) ○手や指先になかなか力の入らないダウン症の児童等 |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい |
○手指の巧緻性を高める ○目と手を協応させる |
障害特性に対する配慮点 | 児童の意欲が少しでも高まるように、「かわいく」、色合いも「きれいな」教材になるようにし ました。両手で操作がしやすいように軽い素材で作りました。 |
期待される効果及び成果 | ボタンの留め外しの練習の前段階に用いると効果的です。 |
使い方 |
○猫のお面の周囲に洗濯バサミのたてがみを取り付け、ライオン を完成させます。 ○必ず両手を使うようにさせてください。 ○目と手の協応が難しい児童には、教員が一緒に行い、教材(ライオンや洗濯バサミの)の向きを調整してあげたり、ガイドライン(猫のひげ)を目印に洗濯バサミを取り付けさせたりするようにしてください。 ○児童の操作能力、集中力に合わせて、できるだけ最後まで取り組めるような教材の大きさを選び、「できた!」という達成感を、児童に味わわせるようにしてください。 |
関連する教材や情報 | ボタンの留め外しの練習の前段階として「プラステン」(nic社)でよく見て穴に入れる練習をしたり、「ライオンのたてがみ」でつまむ、目と手を協応をさせる練習をさせます。給食着のボタンを大きめの物に付け替えたり、ボタンホールを広げたり、ボタンの首を長くした物を用意し、ボタンの留め外しの練習を行います。給食着での練習は、最初は机の上に平置きの状態で練習し、十分にできるようになってから、着用しての練習を行います。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |