教材名
対象 | 知的障害のある小学部・中学部・高等部の児童生徒(言葉を話すことが難しい児童生徒・発音に困難がある児童生徒)) |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 図画工作,美術 教具・補助具 |
ねらい |
① 友達と協力し、助け合い励まし合いながら造形活動に取り組む。【仲間意識】 ② 友達と話し合ったり自分で選択したりして集団での活動に自ら参加する。【集団活動/自己選択・決定】 ③ 自他の役割を知り、自分の役割を果たしながら造形活動に取り組む。【役割】 ④ 自他の活動や作品を振り返り、良い所を見つけることができる。【振り返り】 |
障害特性に対する配慮点 | 言葉を話すことが難しい生徒でも全体会の進行ができるように音声ペンを使った教材を作成した。自分で進めていけるように一文ずつシールを貼り、順番に押していけるようにした。 |
期待される効果及び成果 |
役割を意識して取り組めるようになってきた。生徒同士で「次はここだよ!」と助け合いながら進行できるようになった。 |
使い方 |
・合同での造形活動において全体会の司会進行で音声ペンを使用した。 ・自分たちで進行していく。 ・グループ決めなどはマジックテープで張替えができるようにし、毎回決める学年の順番を変えられるように工夫した。 ・録音の際に、さまざまな先生の声を入れたり、効果音をいれたり楽しめるように配慮した。 <全体会の流れ> ①あいさつ②先生の話③名人の話④グループ決め |
関連する教材や情報 |
※音声ペンは「G-Talk(グリッドマーク社)」のものを使用 ※音声ペンシールは大妻女子大学生田茂研究室で作成したものを使用 ・音声ペンでの進行と同時に同じ絵柄のめくり用カードを用意し、斜面版を利用して全体にも提示した。 ・視覚支援シンボル集「ドロップス」のイラストを使用。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |