教材名

障害理解授業例2-視覚障害当事者とのコラボ-  その他
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  • 障害理解授業の様子

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    わたなべちひろさん

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対象 視覚障害以外の児童生徒
障害種別 視覚障害教育 聴覚障害教育 知的障害教育 肢体不自由教育 その他 
単元・活用場面 道徳 特別活動 その他 
ねらい ・視覚障害者がどのように日常生活や学校生活を送っているかについて理解を深める。
障害特性に対する配慮点 視覚特別支援学校で使用している教材・教具の実物を準備し、実際に触れて確かめる。
期待される効果及び成果 ・視覚障害者に接したことのない人は、視覚障害者が普段どのように生活しているのだろうという素朴な疑問を抱いている。視覚障害当事者と対面し具体的な話を聞くことで理解を深めることができる。
使い方 ・視覚特別支援学校では「視覚障害をテーマに障害理解授業を行いたいので出前授業を行ってほしい」という依頼を他の学校から受けた場合、①教員(視覚障害なし) ②教員(視覚障害あり) ③卒業生(視覚障害あり) が講師の候補として考えられる。ここでは、①教員(視覚障害なし)が③卒業生(視覚障害あり)と協力して行った障害理解授業の方法を紹介する。

【出前授業】依頼校への訪問
・事前に依頼校から送られた質問項目をもとに、授業内容を組み立てる。視覚障害当事者として授業対象者の年齢に比較的近い卒業生を選定し、協力を依頼する。今回は音楽活動を行っている卒業生「わたなべちひろ」さんに協力を依頼した。
・卒業生は自身の経験をもとに「日常生活に関すること」と「学校生活に関すること」について話す。また、特別支援学校で使用されている教材・教具の紹介をする。必要に応じて教員が説明を付け加える等してサポートする。(添付PDF資料を参照)
・視覚障害があると何もできないと思われがちなので、卒業生の特技などを紹介する。今回は歌を披露し、合唱した(添付画像を参照)

【Web会議システムによるインタビュー】Zoomの利用
・テーマに沿った調べ学習のようなインタビューであれば、学校へ出向かなくてもWeb会議システムを利用して対応することができる。依頼校の児童生徒の質問に卒業生が答え、必要に応じて教員が説明を付け加える等してサポートする。
(卒業生が自分でZoomの操作ができることが望ましい)
関連する教材や情報 わたなべちひろ(シンガー、ミュージシャン)
https://chihirowofficial.wixsite.com/allsmiles
こんな児童生徒にも役に立つ教材です 他障害種の特別支援学校、普通校の児童生徒
書籍ページ番号
  • 情報提供者 中村里津子(附属視覚特別支援学校)
  • キーワード 障害理解、インタビュー、Zoom
  • 作成日時 2024-12-24 14:05:25
  • 更新日時 2024-12-24 15:46:20