教材名
対象 |
知的障害のある中学部生徒 (様々な実態の生徒がともに活動できることを目指している) |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 その他 |
ねらい | 通常のバレーボールでは、すぐにボールが地面に落ちてしまったり、得意な生徒のみが活躍してしまい、ゲームの特性を楽しむことができない。そこで本校では、生徒たちが精一杯運動に取り組み、勝敗を競うおもしろさや、仲間との協力の喜びを感じられるように、風船を用いてバレーボールを行っている。 |
障害特性に対する配慮点 |
・生徒の実態を考慮した上で、生徒が落ち着いて操作できる風船サイズを用いる(本校では、90cmの風船を使用しているが、同社から、60cm、120cm等の風船も販売されている)。 ・生徒の実態を考慮した上で、タッチの回数や、コートの広さ、その他ルールなどを決定していく(本校では、風船へのタッチ数制限は設けていない。自分の陣地内であれば、誰が何度触ってもよいこととしている。同じ人が連続してタッチすることも可としている)。 |
期待される効果及び成果 | 生徒全員がボールに触り、楽しむことができる。仲間と協力したり、支え合ったりしながら活動できる。風船を追いかけてたくさん動くことができる。 |
使い方 |
(本校の場合) ・155cmの高さ(バドミントンのネットの高さ)にネットを張る。 ・赤と白の2チームに分かれ、ジャンケンでサーブ権を決める。(サーブは、赤1→白1→赤2→白2→・・・と一回ごとに交代する) ・コート前方から、相手コートめがけてサーブを行い、ゲームを開始する。 ・自分の陣地にあるボールには、誰が何度触ってもよい。チームで協力しながら、相手コートにボールをおくる。 ・自分の陣地内に風船が落ちてしまった場合、相手の得点となる。ほかにも、相手コートのラインよりも外に出してしまった場合も、相手の得点となる。 ・制限時間になったらゲームを終了し、多くの得点をとったチームが勝利となる。 |
関連する教材や情報 |
風船を用いたスポーツとして、風船バドミントンや風船ゴルフなども行っている。 Hi-Delight スーパーラウンドバルーン90cm(株式会社エクセルポイント) |
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書籍ページ番号 |