教材名
対象 |
ひらがなの読み書きができるが、発話が単語(物の名称などの名詞)のみで、動作語(動詞)を含めた2語文を身に付けたい幼児児童生徒(幼稚部・小学部・中学部・高等部) 日常生活場面でよく使われる言葉や語彙を増やしたい幼児児童生徒 |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 日常生活の指導 |
ねらい |
・「○○を(に)○○する」などの動作語を含む2語文を覚える。 ・日常生活場面でのコミュニケーション力を高める。 |
障害特性に対する配慮点 |
・何をしているのかわかりやすいイラストを使用し、視覚情報を活用して言葉が出やすいようにした。 ・動作語(動詞)を小カードにして、マジックテープで着脱ができるようにした。 |
期待される効果及び成果 |
・動作語を含めた2語文を話せるようになる。 ・日常生活場面で発話が増える。 |
使い方 |
〈作成上の配慮〉 何度も学習できるようにラミネートフィルムを使用した。 絵カードには「○○に(を)」の言葉が書かれており、 動作語小カードを貼る位置には、マジックテープが着いている。 〈使い方〉 ①指導者が1枚の絵カードを提示し、該当する動作語小カードを言葉に出して確認しながら貼る。 ②複数枚の絵カードを並べ、対象児は該当する動作語小カードを選んで貼る。(下の写真参照) ※その他、先に対象児に絵カード1枚を渡しておき、その動作に合った動作語小カードを複数枚の中から選ぶ などの課題も設定でき、学習のバリエーションは豊富である。 |
関連する教材や情報 | この絵カードで用いたイラストは、市販教材である「葛西ことばのテーブル」企画製作の「言語訓練カード第1集名詞・動詞150絵カード」「言語訓練カード第2集構文訓練絵カード」を使用している。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |