教材名
対象 | 知的障害のある幼児・児童(幼稚部・小学部)。(言語によるコミュニケーションが困難な子ども) |
---|---|
障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 音楽 遊びの指導 就学前教育 |
ねらい |
・絵カードをめくりながら音楽を楽しめるようにする。 ・手元で曲に合わせて絵カードを扱うことにより、うたへの興味・関心を促す。 ・絵カードの歌詞を選択したり、絵カードを順番に並べたりして、自己選択する力や自発性を高める。 |
障害特性に対する配慮点 |
・絵カードの土台は、持ちやすく、扱いやすくするため小型のラケット形に木材で加工する。 ・取っ手のある土台に、カードをリングで留めることにより、めくりやすく、運びやすい。 |
期待される効果及び成果 |
・あつまりや音楽等でのうたの場面で自発的にリクエストができる。 ・持ち運びやすいので教材を使用する機会が増し、身体表現する意欲を高める。 |
使い方 |
・集団の設定場面で個々の補助教材として用いる場合、個人の遊び道具としての操作のみならず、うたへの関心がもてるようにする。集団の場で児童が教材へ注視できるようになったら、使用をフェードアウトしていく。 ・めくることが困難な児童へは、各ページに付箋等の手がかりをつける。 ・必要に応じて、絵カードを補充し、歌のレパートリーを増やす。 ・さまざまなカードを準備し、児童がセットしやすいような環境を整える。 ・教材を振り回すと危険なので、注意を促す。 |
関連する教材や情報 |
・うた紙芝居 ・めくりプログラム |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |