教材名
対象 | 知的障害のある児童生徒(小学部・中学部・高等部) |
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障害種別 | 知的障害教育 |
単元・活用場面 | 日常生活の指導 |
ねらい |
1.自分の気持ちの状態を知る。 2.自分の気持ちを調整することができる。 |
障害特性に対する配慮点 | 気持ちが高ぶりやすかったり、高ぶってしまったときに調整が難しかったりする生徒に、教師に注意されるだけではなく、自分で気がついて落ち着けるように作成した。興奮度を数値化したり色分けしたりすることで視覚的にわかりやすくした。 |
期待される効果及び成果 | 学習の机にシートを貼ることで自分で矢印を操作して、確認し「落ち着くようにします」と気がつくようになった。シートが近くにないときも、「今は○色ゾーン」と話すなどシートの中身が定着するようになった。 |
使い方 |
・数値の横にマジックテープを貼り、矢印シートを貼り付けて今の興奮度をチェックする。 ・赤ゾーン(シート上部)が興奮している状態で青ゾーン(シート下部)が落ち着いている状態。 ・自分で矢印シートを貼り付け、気持ちを調整できるようにする。青ゾーンのときはたくさん賞賛し、「この状態がいいんだ!」と気づけたり自信をつけたりできるようにする。 ・落ち着かなかった時には選択肢を用意してどうすればいいか考えやすくする。 |
関連する教材や情報 | 視覚支援シンボル集「ドロップス」のイラストを使用。 |
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書籍ページ番号 |