教材名
対象 |
ボールを投げる経験をほとんどもっていない視覚障害のある児童 小学部 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 |
ねらい |
◎投げる運動、投げかたの習得(初めての段階、修正の段階、遠くに投げる段階において) ◯身体の各部位に乗せたりとばしたり、多様な動き方を体感する。 |
障害特性に対する配慮点 |
落としたり当たったりすると音がする。 転がっていかない。 適度の重みがありつかみやすい。 乗せやすい。 |
期待される効果及び成果 |
◎どこに落ちたか当たったかを児童自身が音でとらえることができ、壁やブロックなど3次元空間の的当て練習により、上方の空間へ投げやすく調整を可能にする。また、投げたあと転がっていかなくたくさん練習することができる。さらに、適度の重みにより腕の振りに合わせて手から離れやすく、初心者には握りを意識せずにできる。 ◯いろいろな身体部位に乗せてバランスをとったり乗せてとばしたりすることで、身体各部位のイメージをもたせやすく空間を構成する能力が養える。 |
使い方 |
ペットボトルのキャップ35個を20cm×15cmの布袋に入れて作る。(キャップの量や袋の素材、大きさは工夫可能と思われるが、実際に使用してみて使いやすい大きさ重さである。) |
関連する教材や情報 |
・購入する場合:キャップバッグは、女子栄養大学教授金子嘉徳氏(保健学博士)が1994年にペットボトルキャップのリサイクルを目的に考案した運動用具。坂戸市と女子栄養大学との健康づくり協定により、精神障害者小規模作業所「ゆめきた工房」が製作販売していた。 ・関連する教材:鈴入りボール |
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書籍ページ番号 |