教材名

社会科地図読み取りカード   自作
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対象 聴覚障害のある児童生徒(中学部で活用したが、小学部中学年以上が対象)
障害種別 聴覚障害教育 
単元・活用場面 社会 
ねらい 地形図を読み取ることができ、地図に慣れること。空間認識を育てること。地形図を読み取る方法を示すことで、地図に慣れさせる。地図を読み取れることができれば空間意識を育てることにつながる。
障害特性に対する配慮点 地図は視覚的に有用な教材ではあるが、活用するときには「読み取り方」を教えてから、読み取らせている。「読み取り方」の教材として地図読み取りカードを作製している。視覚的に地図を正確に早く読み取ることができるカードである。地図を活用する時、地図の上にカードを置き、地図の読み取らせたいところを対応させながら地形の特徴を理解させていく。
期待される効果及び成果 地図の読み取り方に慣れ、空間認識が広がる。
使い方 地図を見るとき、方位や位置(地図のどこにあるか)を取り上げ、確認することから始める。掛け図は、高低によって色が異なること、例えば、山地は茶・平野は緑・河川は青と決まりがあることを教え、色別に文字に置き換えたカードで示している。多くの生徒は、左側の写真で理解するが、形を認識することが苦手な生徒には、右側の写真のように色別だけで区別したほうが理解しやすいようである。臨機応変に取り扱いたい。
関連する教材や情報 視覚的な情報から意味を理解する方法として、学習中の国の位置を明確にする方法がある。掛け図の学ぶ対象国に国の形を切り抜いた色紙を貼ることで対象国の位置と形が分かりやすくなる。
こんな児童生徒にも役に立つ教材です
書籍ページ番号
  • 情報提供者 附属聴覚特別支援学校
  • キーワード 地図の読み取り方 視覚的な情報から意味を理解する
  • 作成日時 2015-08-01 11:32:59
  • 更新日時 2022-02-16 10:32:48