教材名
対象 |
バランス能力の向上が目標とされる小学部低学年児童 座位姿勢が不安定な児童生徒 (小学部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 自立活動 |
ねらい |
・体育 小学校低学年 A 体つくり運動 イ 多様な動きを作る運動遊び (ア)体のバランスをとる運動遊び 加速、スピード、回転運動の中でバランス能力の向上を図る ・自立活動 重度・重複障害を有する児童に対して、揺れる、走る、回転する運動を楽しみながら、視覚、聴覚、触覚、筋運動感覚などさまざまな感覚を通して環境との関わりを感じるとともに、姿勢の安定を図る。 |
障害特性に対する配慮点 |
スピード、加速、回転の感覚や視覚、聴覚、触覚など全身の感覚を活用した運動を行うことができる。 |
期待される効果及び成果 | 体幹のバランス能力の向上、座位姿勢の安定 |
使い方 |
体育館などの広い場所で行う。児童の能力とねらいに応じて、児童一人で乗るか児童と教師が一緒に乗るかを判断する。真っ直ぐに走る、ジグザグに走る、回転するなどいろいろな走り方を楽しむ。 床に気泡入り緩衝剤(プチプチ)やトラロープを固定し、その上をスクーターボードで走ると、上下の揺れ(振動刺激)、音による聴覚刺激を同時に感じることができる。 肢体不自由の程度が重度で座位が安定しない児童は、三角クッションを使用した伏臥位や介助者が後ろから補助した座位で行う。児童が興味を示す教材をスクーターボードの走路の周りに配置して頭部を挙げられるように指導するとよい。スクーターボードの発進、停止、回転時に児童がバランスを崩してボードから落ちないように注意しながらボードの動きを調整する。 |
関連する教材や情報 | 気泡入り緩衝材(プチプチ)、トラロープ、三角クッション |
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書籍ページ番号 |