教材名
対象 |
小学部 肢体不自由の障害を負っている子ども (小学部、中学部、高等部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 教具・補助具 |
ねらい |
・少量の水を入れたペットボトルを手渡しするなどの様々な運動をすることによって,毎日継続して遊び感覚で楽しく学習をしやすい手を創ることが出来る。 ・足裏を地面に着けて背筋を伸ばして手の運動を行うことで手と足の運動を分離して行う力を毎日少しずつ培う。 ・みんなで号令に合わせて同じことを行う楽しさを味わい,社会性を培う。 |
障害特性に対する配慮点 |
・色々な形や大きさのペットボトルを用意して自分に合ったもので行う。 ・ペットボトルに高さ1~2㎝位の水を入れて水を運動させることで,肢体不自由であっても動かしやすくする。 |
期待される効果及び成果 |
・楽しみながら短時間に継続して学習しやすい手を創ることができる。 ・子どもの状態に合わせて自分で調整して運動できる ・一緒に同じことを行うことの楽しさに気付かせることができる。 |
使い方 |
・2年生や3年生では,手が小さいので,500mLのペットボトルよりも300mLの細身のペットボトルの方が運動しやすかった。 ・力が込めにくいお子さんには,小型の醤油の容れ物や乳児用のポカリスェット(ビーンスターク)が扱いやすかった。 ・空のペットボトルでは手応えがないためか子ども達が落としたり「やりにくい」という声が上がったりした。 ・「手渡しバージョン」「ぶん回しバージョン」,前に突きだす「護身術バージョン」等いろいろな運動を行う。 ・号令は,日直から10本ずつ時計回りで全員がかける。 |
関連する教材や情報 | 6年前に研修で参加していた桐が丘の中学部と高等部の自立活動で行っていた活動である。研修で参加してそれ以来担任するクラスの授業で行い,平成26年度に統計を取ってみてと有意さが見られて改めて意識せずに行ってきたこの運動の有効性に改めて気付かされた。 |
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書籍ページ番号 |