教材名
対象 |
手指の操作に不自由さがある生徒 腕が短い生徒 腕手指等に拘縮のある生徒 口をつかった動作の多い生徒 (中学部、高等部) |
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障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 図画工作,美術 教具・補助具 |
ねらい |
◯用具を自ら操作して粘土形成を行うことで、物をつくる喜びを体験する。 ◎本用具を使用することで、物が変容する感触を体感できるため、教科の目標でもある想像力を高め、豊かな発想や構想する能力、表現技能を育てることにつながる。 |
障害特性に対する配慮点 | 手で操作することができない生徒が、口でくわえることができ、また少しの動きでばねが揺れることで棒先のゴムボールで粘土をたたきのばすことができる。 |
期待される効果及び成果 | 口で教具を操作して粘土成形を行うことで、自らの力で作品制作を行うことができる。粘土をたたいた時にばねの振動から、たたいた実感が得られる。 |
使い方 |
本教材作成前に対象生徒と他の既存の用具(木槌や木べら、スプーン等)を使用して粘土造形を行ったが、どれも口で上手く操作することができなかった。 そのため、口でくわえやすく、重すぎず、しかし粘土をたたいて形成するのに適したある程度の重さと形のある先端部分を有する教具の開発に取り組んだ。 既存の素材(パーツ)を組み合わせ、口でくわえる柄の部分はのこぎりとやすりで削り形を整えた。また、柄と先端のパーツをつなぐ部分にはしなりの良い強い弾力のあるばねを使用した。先端のパーツは固めのゴムボールとなっている。 |
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書籍ページ番号 |