教材名
対象 |
・言葉で要求を伝えようとしたり,簡単な言葉を模倣したりするが,発音が不明瞭である児童 ・呼気が弱く,声量が弱い児童 ・吹く動作ができる児童 ・小学部 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 遊びの指導 |
ねらい | ・遊びながら,楽しく,息を吹く練習をすることができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・息を吹く目的と結果を,本児が理解し楽しめる題材を選んだ。 ・口唇をきちんとすぼめた口型で吹くことを,指導員のモデルを見せたり,鏡に向かって口型をつくったりして,十分に確認してから行う。 |
期待される効果及び成果 |
・強く吹いたり弱く吹いたりして,息を調節しながら穴の中にいれようとする様子が見られた。 ・指導員が一緒に「ハッピーバースデー」の歌を歌った後に息を吹くようにしたところ,ろうそくが落ちると拍手して,楽しく取り組むことができた。 |
使い方 |
・ケーキの箱の,ろうそくのイラストが貼ってある場所に,ろうそくを一つ置く。 ・指導員の掛け声「フー!」とともに,ろうそくに向かって息を吹く。 ・ろうそくが箱の中に入るまで,繰り返し吹く。 ・ろうそくが箱の中に入ったら拍手して褒め,上手くできたことを確認する。 |
関連する教材や情報 |
・準備物:ホールケーキに模した箱を用意する。上面の半分に穴を開ける。ろうそくの絵を描いた紙を用意する。 ・初期段階の児童の場合,ろうそくを折る向きを調節した方が,取り組みやすい(手前に向けて折る)。 ・呼気のコントロールができるようになったら,ろうそくの紙の大きさや重さを調整する。 ・教室の授業であつかう場合は,自立活動としても扱うことができる。 |
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書籍ページ番号 |