教材名
対象 |
視覚障害全般 幼稚部・小学部・中学部・高等部 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 国語 自立活動 |
ねらい |
点字の形の理解。 点字の触読指導は、年齢や指の柔らかさによって要する時間が異なる。最終的には紙やピンディスプレイで文章などを読めるように、時間をかけてゆっくりと指導していくが、点字を打つこととは違い、触読は簡単に習得することが難しい。最初は、点図や模様を触り、点字での世界を体験することから始め、線たどりなどの基礎指導に入って行く。その後、文字指導に入るが、その際、点の位置や文字の形を理解しにくい人に対してこの教材を利用すると、効果的である。 |
障害特性に対する配慮点 | 点字模型教材は、点字の1マスに見立てた四角い盤に6個の点を裏から表に向かって押し出すことができるもので、点の間隔も離れており、凹凸もはっきりしていることから、活用も有効である。 |
期待される効果及び成果 | 模型教材を活用することで、年齢が高く、指の感覚が乏しい人でもきちんと理解することができる。また、飽きてきたり、疲れてきた時などに遊び感覚で使うと、気持ちも一新して、進みが早くなることがある。 |
使い方 |
・指導者が文字の形を浮きだたせ、それを触らせて確認する。 ・紙に書かれた文字を指導する前に使用すると効果的。 ・この学習盤と実際の紙とでは感覚が全く異なるので、長時間学習盤での指導は控えるほうが良い。 ・位置関係を理解したうえで、実際の紙に書かれた文字の指導に入る。 |
関連する教材や情報 | 以前は市販の模型教材があったが、現在は製造・販売をしなくなっている。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |