教材名
対象 |
・小学部 6年生 ・平仮名を書くことができるが,字形が整わないため相手に伝わりにくい児童 ・また機能面の問題から他人に自分の思いを聞き取りやすく伝えることが難しい児童 |
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障害種別 | 知的障害教育 自閉症教育 |
単元・活用場面 | 自立活動 |
ねらい |
・主語と述語のイラストカードを組み合わせて,2語文を構成することができる。 ・自分の思いや考えをイラストカードで伝えることができる。 |
障害特性に対する配慮点 |
・カードを選択,操作しやすいようにイラストと平仮名を併記した名刺大のカードを使用した。 ・「感情」「天気」「勉強」など,項目毎にページを構成し使いやすくした。 |
期待される効果及び成果 |
・最初はすぐに「うれしい」「元気」のポジティブなカードのみを選んでいた。 しかし,次第にじっくりとカードを眺め,「悲しい」等のネガティブな思いや複数の形容詞のカードを選択することができるようになった。 |
使い方 |
1.「今の気持ちは?」「今日の天気は?」などの問いかけを受けて,児童が「感情」「天気」等のページをめくる。 2.該当のページから問いかけに対する回答のイラストカードを選択して思いを示す。 |
関連する教材や情報 | 『視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル 1000 CD-ROM付き』(エンパワメント社),のイラストを使用した。 |
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書籍ページ番号 |