教材名
対象 |
視覚障害のある生徒(鍼灸手技療法科、理学療法科など) 解剖学など、体の構造に興味のある生徒 |
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障害種別 | 視覚障害教育 |
単元・活用場面 | 理療 |
ねらい |
・鼻腔、口腔内部の構造について理解する(鼻道、舌、歯など)。 ・鼻腔、口腔、咽頭の位置関係について理解する。 ・ワルダイエルの咽頭輪を構成する扁桃の位置関係を理解する。 |
障害特性に対する配慮点 |
鼻腔や口腔の内部構造は比較的、理解しやすい内容であるが、それぞれの空間の全体像や、周囲との位置関係について示してある市販教材は少なく、苦手に思う生徒も多い。さらに、ワルダイエルの咽頭輪を勉強する際、輪状に位置する4種類の扁桃をイメージすることはなかなか難しい。 この教材では、口腔、鼻腔、咽頭のパーツをそれぞれ取り外せるようにし、それぞれの空間についてじっくり学べるような教材とした。それぞれの部位が理解できたところで、パーツを結合し、位置関係について学んでいく。咽頭と口腔の2つを合わせると、ワルダイエルの咽頭輪の位置関係も確認することが可能である。また、弱視も全盲も触れて違いが分かるように、教材の各部位のパーツの素材に変化をもたせた。 |
期待される効果及び成果 |
・鼻腔、口腔内部の構造について理解することができる。 ・鼻腔、口腔、咽頭の位置関係について理解することができる。 ・扁桃の位置関係を理解することができる。 |
使い方 |
①教材を配布し、一定時間、生徒に観察させる。 ②鼻腔、口腔、咽頭の教材をバラバラにし、それぞれの特長について説明する。 ③鼻腔、咽頭、口頭の教材を結合させ、それぞれの位置関係ついて説明する。 ④鼻腔を取り外し、ワルダイエルの咽頭輪を構成する扁桃の位置について説明をし、輪状に取り囲んでいることを理解させる。 |
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書籍ページ番号 |