教材名

楽しい美術  自作
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対象 中学部の生徒
障害種別 聴覚障害教育 
単元・活用場面 図画工作,美術 
ねらい 美術の指導において、鑑賞学習のもつ役割は極めて大きい。作品の良さや美しさを味わわせた上で制作意欲を喚起し、創造的で主体的な表現活動に結びつけるために必要な学習である。学習の場面では、「自分自身の感想をことばでまとめる」作業の他に、「発表する」、「生徒同士で意見の交換をする」の活動が大切になる。生徒一人一人が作品と自分とのかかわりを言語化して伝え,たくさんの感じ方や意見の中で自分の考えを補強し洗練する。その過程を経ることで、表現活動への意識や制作の道筋を明確に形成することができる。鑑賞学習の円滑な進行と学習内容の理解を図ることを目的に作成した。
障害特性に対する配慮点 聴覚特別支援学校(聾学校)では個々がもつことばの力の習熟度が違い、鑑賞学習の深化を期待できにくい実態がある。
「生徒作品を活用した美術鑑賞用ソフト-楽しい美術-」は、聴覚特別支援学校(聾学校)に特徴的に見られるこうした問題を、視覚的指導法を手がかりに解決することを意図して開発された鑑賞学習用の補助教材である。作品画像と同時に提示されるコメント(書き言葉)や「美術用語」の解説を読むことで言語力を補い、ことばによる鑑賞学習の円滑な進行と学習内容の理解に一定の効果を上げることができる。
期待される効果及び成果      
使い方 ・本ソフトは、プロジェクター投影し一斉授業で使用する他、学校のパソコンや家庭のパソコンでも視聴できる。
・電子黒板用のソフトとしての活用も可能である。
・学校間での作品交流や共同授業を進める際の媒体としても利用できる。
・小規模校での授業の活性化や海外の学校との交流事業を推進する方法としても期待できる。
関連する教材や情報 ・自作の教材(写真参照)  Ve.1.Ve2.Ve3」
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書籍ページ番号
  • 情報提供者 橋本時浩(附属聴覚特別支援学校)
  • キーワード 図画工作 美術 絵画鑑賞 教材 ICT
  • 作成日時 2014-09-30 12:49:09
  • 更新日時 2023-12-08 11:50:55