教材名
対象 |
肢体不自由 見方や相手の動きに合わせて動くことが難しい コートの中でどの様に動けばいいのかわからなくなる (小学部、中学部、高等部) |
---|---|
障害種別 | 肢体不自由教育 |
単元・活用場面 | 体育,保健体育 |
ねらい | ・ボールを持っていないとき、周りの状況を観て判断し、適切な場所へ動けるようになる。 |
障害特性に対する配慮点 |
具体物(コーン、マーカー、ラインなど)を動きの目印として用いながら、ポジショニングや動き方を理解させ、空間で動き方につなげていく。 動き方をいくつかのパターンとして習得させる。 少ない人数から、多い人数、狭いコートから広いコート、止まった状態から動きながらといったように、情報量を少しずつ増やしていく。 |
期待される効果及び成果 | ・具体物を動きの目印としたり情報量を調整したりすることで、周りを観てどこに動くかを自分で判断でき、主体的に参加できるようになる。 |
使い方 |
①三角形にパイロンを配置し、動きを伴わない3対1を行う。パスは呼名と指差しで行い、名前を呼ばれた攻撃側プレーヤーは手を挙げる。手を挙げている攻撃側プレーヤー(ボール保持者)は、守備側プレーヤーにタッチされる前に、他の攻撃側プレーヤー(パスの受け手)にパスを出す。ただし、パスの出し手と受け手の間に守備側プレーヤーがいる場合はパスを通すことができない。 ②パイロンは三角形のままで、攻撃側の人数を1人減らして2対1を行う。攻撃側プレーヤーが1人少なくなったことにより、ボール保持者ではない攻撃側プレーヤー(パスの受け手)は、①で意識したパスを受けられる位置に移動することが必要になる。 |
関連する教材や情報 | ・『「わかる」授業のための手だて-子どもに「できた!」を実感させる指導の実際-』(ジアース教育新社)のp176~177を参照してください。 |
こんな児童生徒にも役に立つ教材です | |
書籍ページ番号 |