教材名
対象 | 高等部第1学年生徒 |
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障害種別 | 聴覚障害教育 |
単元・活用場面 | 算数,数学 |
ねらい |
以下の2つを目的としている。 ・水槽から水を抜く様子を観察することを通して、2つの数量の対応や変化に着目して事象を考察することができるようにすること。 ・生徒のコミュニケーションを保障できるようにすること。 |
障害特性に対する配慮点 |
聴覚に障害がある生徒にとって、音声を媒介とする意味の伝達に困難が生じる。そのため、あらゆる手段を使って生徒のコミュニケーションを保障していく必要がある。 本教材では、映像を用いて、生徒が説明したり、他の生徒の説明を聞いたりするときに、ことばだけの説明にならないようにすることで、コミュニケーションを保障することができるようにしている。 |
期待される効果及び成果 |
水を入れ始めてからの時間と水槽の中の水の水面の高さに着目し、2つの数量の関係を探ることができていた。 ことばだけではなく、映像を用いながら自分の考えを他の生徒に説明することができていた。 |
使い方 |
水槽の中の水に色をつけ、水槽の中の水が抜けていく様子を見やすくした。 また、水槽のわきにタイマーを置くことによって、時間と水槽の中の水の水面の高さの関係に着目できるようにした。 水槽の中の水が抜けていく様子を見せる。水槽の中の水が半分抜けた時点で映像を止め、水槽の中の水がすべてなくなるまでの時間を予想させる。その後、予想通りになっているかどうか確かめる。予想通りになっていれば、なぜそのように予想したのか、予想と違っていれば、なぜ違っていたのか話し合い、水を入れ始めてからの時間と水槽の中の水の水面の高さの関係を探る。 |
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書籍ページ番号 |